桜、紅梅、たんぽぽ… 削ると花びらになる!「花色鉛筆」、クリスマスエディションも

鉛筆を削ると…花びらになる! 楽しい色鉛筆「花色鉛筆」をご紹介します。文房具としてだけでなく、その開発ストーリーもとても魅力的なプロダクトです。

「花色鉛筆」(5本セット 税別1,800円)

花色鉛筆とは

花色鉛筆は、日本の代表的な草花の色とかたちを断面に表現した色鉛筆です。下写真の左から桜(さくら)、紅梅(こうばい)、蒲公英(たんぽぽ)、常磐(ときわ)、桔梗(ききょう)と並んでいます。かわいらしさはもちろんのこと、その形状により持ちやすく滑りにくい機能性も兼ね備えています。

芯の周りの軸部分には、廃棄古紙を原料にした新素材「MAPKA(マプカ)」を使用することで、独特の柔らかい色と削りやすさを両立。鉛筆の芯には国産の上質な色芯を用いて、心地よい書き味も追求されています。


鉛筆削りで削ると、削りかすがまるで花びらのよう。鉛筆を削ると花が咲くみたいで、楽しいです。

花色鉛筆は、2016年に予約販売をスタート。発売後約1年間で4万本以上の販売を記録し、2019年には、世界的デザインアワードである「iF DESIGN AWARD 2019」及び「第28回 日本文具大賞・デザイン部門優秀賞」を受賞しました。

ニューヨーク近代美術館がキュレーションを行うMoMA STOREなどのミュージアムショップやライフスタイルショップを中心に世界15ヵ国での販売実績があり、来年度は、世界最高峰のインテリアとデザイン関連見本市といわれるメゾン・エ・オブジェ・パリへの出展が決定しているとか。

ホリデーシーズンにぴったりのシリーズも

花色鉛筆には、ホリデーシーズンのギフトにもおすすめのクリスマスエディションや、削ると雪の結晶のようになる「雪色鉛筆」も。うーん、これはかわいい!

雪色鉛筆
内容:色鉛筆3本、鉛筆削り付
カラー:白、銀、金
価格:1,200円(税別)

花色鉛筆 Christmas edition
内容:色鉛筆3本、鉛筆削り付
カラー:ポインセチア(赤)、ツリー(緑)、スノーフレイク(金)
価格:1,200円(税別)

いずれも、オフィシャルオンラインショップ( https://trinus.jp/shop )にて取り扱い中。

テクノロジー×デザイン=新しい価値

花色鉛筆は、その開発工程もユニーク。特定の素材や技術を利用した商品開発のための公募デザインコンペから生まれたプロダクトです。デザインをしたのは、OTOMO DESIGN STUDIO代表の大友敏弘さん。“削る”という行為も含めデザインしてみたら面白いんじゃないかという発想から花色鉛筆のデザインが生まれたのだそう。

軸の素材となっているMAPKAは、産業廃棄物の廃棄古紙をリサイクルした「紙」が主原料の合成樹脂。石油原料を使わずに製造でき、紙製品なので可燃物として焼却処理が可能、焼却時にダイオキシンなどの有害ガスも発生しないなど環境に優しい上、通常のプラスチック成形機で成形が可能なので、プラスチック代替材料として期待の新素材です。

新素材紙パウダー MAPKA

このMAPKA自体の開発物語もドラマチックで、MAPKAを製造販売する株式会社環境経営研究所の松下敬通社長がベンチャー企業を支援するコンサルタントとして独立創業した矢先に、支援先の企業に夜逃げされたことからMAPKAの開発がスタート。数年がかりで試行錯誤の上、MAPKAが誕生したというのだから、池井戸潤作品を地で行くような波乱万丈ぶりです。

そして、この開発プロジェクトを実施し、ふたつの才能をマッチングさせたのが 株式会社TRINUS(トリナス)。 優れた技術を誇る日本の中小メーカーや革新的なアイデアを持つデザイナーとコラボした商品開発事業を行う、新しいモノづくりプラットフォームを目指すファブレスメーカーです。世の中で埋もれているテクノロジーを、新しい感性でアップデートしていこうという取り組みから、色々な楽しいプロダクトが誕生しています。モノ好きさんは、ぜひチェックしてみては。

<商品概要>
花色鉛筆
内容:色鉛筆5本、鉛筆削り付
カラー:桜(さくら)、紅梅(こうばい)、蒲公英(たんぽぽ)、常磐(ときわ)、桔梗(ききょう)
価格:1,800円(税別)
素材:軸:MAPKA(廃棄古紙51%、PP49%)
色芯:顔料、ワックス
鉛筆削り:本体/ABS樹脂、刃/SK2刃物鋼、ネジ/ニッケル合金
生産国:日本

<参考>
CEO対談 vol.03 OTOMO DESIGN STUDIO代表 大友敏弘氏 | TRINUS,Inc.
廃棄古紙を原料にした環境に優しいプラスチック代替材料 – TRINUS (トリナス) | 技術とデザインの化学反応による驚きを
新素材紙パウダー MAPKA|株式会社 環境経営総合研究所




japonism 編集長
大手ISP、東京・銀座の着物小売り店など勤務の後、独立。美容誌Webサイトディレクターをはじめ、CGM、企業オウンドメディア等、各種Webメディアの企画・編集に従事。着物好きが高じて着物の着付師修行も、手先不器用のため断念。それでも、大好きな日本の文化・いいモノ・コト・ヒトを伝えたいと、日本のいいね!が見つかるメディア『japonism』を、2018年6月たちあげ。日本のアップデートに、微力ながら貢献できればうれしい。初めての寄席にいって楽しかったので、また行きたい今日このごろ。

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