アップサイクル『アートトートバッグ』、数量限定で渋谷区のふるさと納税返礼品に登場

渋谷の街を彩った懸垂幕から生まれたアップサイクルトートバッグが、渋谷の街のふるさと納税返礼品として登場です。ふるさとチョイスでは、すでに「残りわずか」の表示が。興味のある方は、お急ぎを。

100個のプロジェクトがうごめく実験区「100BANCH(ヒャクバンチ)」(東京都渋谷区)の入口を飾ったアートの懸垂幕。掲載期間が過ぎたメッシュ素材の懸垂幕が、廃棄されることなく「アップサイクルトートバッグ」として生まれ変わり、数量限定でふるさと納税返礼品として登場しました。

100BANCHとは、パナソニックが創業100年を迎えることを機に構想がスタートし、その後、パナソニック、ロフトワーク、カフェ・カンパニーの3社が手を組み、2017年7月7日、渋谷に誕生した施設。参加メンバーたちが様々な活動を通して、「つくりたい未来」「100年先を豊かにする未来」を創造するための、いわばインキュベーションラボです。

このアップサイクルトートバッグは、アートライフブランド「HERALBONY(ヘラルボニー)」と、デザインユニット「Paper Parade(ペーパーパレード)」のコラボレーションによって誕生したもの。

大量消費時代から、新しい社会のかたちが模索されるなか、この「プロダクト」は、“持続可能な生産消費形態及び、産廃物削減の鍵”。販売された収益の一部は作家に還元され、「環境・社会・経済」3つの軸がめぐり、めぐる、ヘラルボニーとPaper Paradeが目指す未来の循環型経済圏へのキーなのだという。

嶌岡史絵デザインのアップサイクルトートバッグ

アートの作者は、アーティスト 嶌岡 史絵(しまおか ふみえ)。色使いと、ち密な描写、集合体としての世界観に惹かれます。

嶌岡 史絵(Fumie Shimaoka)『宇宙』
作者名:嶌岡 史絵(Fumie Shimaoka)
作品名:「宇宙」
所属:サポートネットワーク きりん

嶌岡 史絵 プロフィール
幼い頃から、机に向い集中して手指を動かす作業が好きで、モンテッソーリ教室に楽しく通っていた。折り紙が得意なところを見込まれて、ホテルでナプキン等のリネンを畳む仕事に就き、余暇として習字やリリアン、編み物をしながら過ごしていた。そんな中、ある日突然急性水腫を発症し、一時は失明も危惧されたが奇跡的に回復し、コンタクト治療によって視力を矯正できた後から、自ら手持ちの水性ペンで大胆に細やかな線画を描き始めた。

彼女の作品の特徴は、独特の色彩感覚でコツコツとちいさなマルやセルを繋げ、好きなモノや想いを描く。当初は、モノクロの作品を描いていたが、次第にたくさんの色を持ち、形を変え、欠片は増殖していき徐々に現在の作風が確立されていった。

高校卒業時の色紙に彼女が記した座右の銘は、「人生予期しないことが起こるからおもしろい」。現在は、作業所に通いながら、家族と夕食を囲んだ後のテーブルで、のんびりと創作活動を楽しむ毎日を過ごす。

<返礼品詳細>
アップサイクルトートバッグ
●素材:
・持ち手/バッグ:メッシュ
・内布:防炎トロマットシート
・マチ:WFRPシート(故織繊維プラスチックシート)
 ※WFRPシートとは、廃棄繊維をアップサイクルした素材
●サイズ:幅28cm/高さ40cm/マチ6cm/持ち手52cm
●ふるさと納税購入先
・ふるさとパレット
https://tokyu-furusato.jp/goods/detail/8e5db976bee80beec228f1ff19736423
・楽天
https://item.rakuten.co.jp/f131130-shibuya/038001/
・ふるさとチョイス
https://www.furusato-tax.jp/product/detail/13113/12305768?copy_key=15ce641262ef8257b8f618bff540aad7a0823d21

裏地デザインもかわいい

クレジット
・Artist:嶌岡史絵(サポートネットワーク きりん)
・Creative Director:守田篤史(Paper Parade)
・Designer:和田由里子(Paper Parade)
・Producer:松田崇弥(ヘラルボニー)
・Director:西野彩紀(ヘラルボニー)
・Special Thanks:100BANCH

<参照>
【数量限定】アップサイクル『アートトートバッグ』が渋谷区のふるさと納税返礼品として販売開始。|ヘラルボニーのプレスリリース




japonism 編集人
大手ISP、東京・銀座の着物小売り店など勤務の後、独立。美容誌Webサイトディレクターをはじめ、CGM、企業オウンドメディア等、各種Webメディアの企画・編集に従事。着物好きが高じて着物の着付師修行も、手先不器用のため断念。それでも、大好きな日本の文化・いいモノ・コト・ヒトを伝えたいと、日本のいいね!が見つかるメディア『japonism』を、2018年6月たちあげ。日本のアップデートに、微力ながら貢献できればうれしい。

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