[書籍紹介]茶道具を入れる袋「仕覆(しふく)」の作り方と、暮らしの中で楽しむアイデア
「仕覆(しふく)」とは、茶道で使う茶入や茶碗などの、道具類を入れる”袋”のこと。さまざまな形にそうよう、ひとつずつ採寸して手縫いで作るのが特徴で、中身に合わせて布や紐と吟味した、美しいものをしつらえるのが習わしだとか。
今回ご紹介するのは、この仕覆作りに出会ったことで、人生が豊かになったという著者が、仕覆の魅力を余すことなく伝える一冊です。
『仕覆作りは茶道の楽しみ、暮らしの彩り』田中 真紀子(著)誠文堂新光社
茶道具のみならず、お気に入りのぐい呑みやグラス、ジュエリーケースといった、大切なものに合わせて作れば、幾重にも広がる楽しみ。そんな仕覆のさまざまな使い方や、基本の作り方が丁寧に解説されています。
ほかにも、茶道具をはじめ、お気に入りの骨董品や布についても解説。仕覆作りをしない人にも楽しめる内容に。
目次抜粋
- 茶籠で愛でる仕覆
- 暮らしによりそう仕覆
- 仕覆作りの道具と基本の縫い方
- 基本の作り方
- 魅せる紐結び
- イメージを決めるのは、器と紐と布との取り合わせ
- 田中真紀子さん、仕覆作りの旅に出る。
著者プロフィール:田中 真紀子
兵庫県宝塚市出身。京都大学卒業後メガバンクに勤務し海外広報などを担当。42歳の時に予期せぬ病となり、治療中に仕覆作りと出会い夢中になる。大好きな骨董や器に仕覆をまとわせ日常の暮らしの中で使って楽しみ、時には大切な人への贈りものを作ることを提案している。
<参考>
茶道具を入れる袋「仕覆(しふく)」の作り方と、暮らしの中で楽しむアイデアを多数紹介!!|株式会社誠文堂新光社のプレスリリース
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