アート見本市「アートフェア東京」東京国際フォーラムにて開催

国際的アート見本市「アートフェア東京」が、2023年3月10日から12日まで東京国際フォーラムにて開催予定。17回目となる2023年の「アートフェア東京」では、144軒のギャラリーが出展予定です。

一般チケットは、末尾概要欄に記載のURLにて12月19日17:00より販売開始。入場はすべて予約制で、時間ごとに入場人数の制限あり。

コロナ禍を経て、アートマーケットが活況を呈しているとも言われるとおり『アートフェア東京 2022年開催報告書』によると、アートフェア東京での売上金額は来場人数制限下の2021年、2022年を通して30.8億円、33.6億円と過去最高売上高を更新。

2023年の本展では、「長い美術史のなかでさまざまなジャンルの作品を生み出してきた日本独自のアートシーンの卓越性とともに、『多様性(Diversity)』という世界のアートマーケットのトレンドを体験する場となるでしょう。そのなかで日本のアートマーケットが継続性を保持しながらいかに『変動(change)』をしていくか、会場で直に感じていただきたい」としています。

出展ギャラリー

海外からは上海のギャラリー「Pearl Lam Galleries」をはじめ7ギャラリーが出展。国内からは、「西村画廊」は9年ぶり、「カイカイキキ」は15年ぶり、「一番星画廊」は12年ぶりと、世界で活躍するアーティストも所属する有名ギャラリーが数年ぶりに参加します。

以下3つのセクションで、出展者総数144。
・Galleries 国内外で活躍するコマーシャルギャラリー・美術商が出展するセクション 124
・Crossing 多彩なアートの分野が交差するセクション 13
・Projects アートシーンで注目すべき作家を個展形式で発表するセクション 7

一覧:https://artfairtokyo.com/exhibitors

アートフェア東京コミッティ コメント

小山 登美夫 (小山登美夫ギャラリー)
アートフェア東京は日本の美術の状況、古美術から近代、現代までが展示されます。現代アートは、今生きているアーティストが現代の視線で表現していますが、作家が亡くなっている古い作品であっても今を生きる画商が現代の視点で作品を見出しているわけです。お客様も現代アートが好きな方が新鮮な目で物故作家の作品を、古いものが好きなお客様が現代アートをと、一度に同じ場で見られるというのが良いし、それを自由に楽しんでほしいなと思います。できれば1点買って欲しいですが、もし買わなくても好きなものをぜひ1つ見つけてください。

作品を購入することは、社会のなかでのアーティストの活動の出発点となり、アーティストの種がまかれるということになるんです。ギャラリーはそうした種まきをしているんですよね。あとはその作品がどのように社会のなかで受け継がれていくか、これがアートの一番面白いところ。そこまで楽しんでいただければ嬉しいですね。

2022年の会場風景

<開催概要>
アートフェア東京2023
会期:2023年3月10日(金)- 12日(日)
3月10日(金) 11:00 – 19:00
3月11日(土) 11:00 – 19:00
3月12日(日) 11:00 – 16:00
※開催時間全て予定
・会場:東京国際フォーラム ホールE / ロビーギャラリー(東京都千代田区丸の内3-5-1)
・入場料:前売券 4,000円(税込)/ 予約当日券 5,000円(税込)
※小学生以下は、大人同伴に限り 入場無料
・一般チケット販売(12月19日17時より):https://x.gd/urUtF
・主催:アートフェア東京2023制作委員会
・協賛:三井住友トラスト・グループ(三井住友信託銀行㈱・三井住友トラストクラブ㈱)
・後援:経済産業省/厚生労働省/文化庁/観光庁/91か国の大使館
・ホームページ:http://artfairtokyo.com

<参考>
日本最大級の国際的なアートの見本市「アートフェア東京」2023年3月10日(金)より開催!|エートーキョー株式会社のプレスリリース




japonism 編集人
大手ISP、東京・銀座の着物小売り店など勤務の後、独立。美容誌Webサイトディレクターをはじめ、CGM、企業オウンドメディア等、各種Webメディアの企画・編集に従事。着物好きが高じて着物の着付師修行も、手先不器用のため断念。それでも、大好きな日本の文化・いいモノ・コト・ヒトを伝えたいと、日本のいいね!が見つかるメディア『japonism』を、2018年6月たちあげ。日本のアップデートに、微力ながら貢献できればうれしい。

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