京友禅ワークショップ – オリジナル眼鏡拭きの型染め体験

京友禅ワークショップ – オリジナル眼鏡拭きの型染め体験

京都を代表する伝統工芸品のひとつ「京友禅」の型染めを体験するワークショップ「オリジナルおふき (眼鏡拭き) 体験」が、2018年9月1日、9月14日にホテルインターゲート京都 四条新町(京都市中京区)にて開催されます。

ワークショップでは、京友禅の着物と同じ素材・工程で作られる“おふき(眼鏡拭き)”の型染めを体験。眼鏡拭きに適した着物生地を使用し、あらかじめ下染めされた生地に、京都に昔から伝わる染色技術「友禅染」の技法を用いて染色します。

京友禅とは、江戸の元禄年間に扇絵師の宮崎友禅斎(ゆうぜんさい)が草案したといわれる染色技法。江戸時代の友禅染は現在の“手描友禅”の基本となっており、白い生地に下絵を描いて模様を染め分けます。

明治時代には、型を使用する“型友禅”が創案され、大量に流通させることが可能になり、友禅が身近なものに。この“手描友禅”、“型友禅”をあわせて、京友禅とよぶのだそう。

ワークショップを運営するのは、京友禅ブランド「SOO(ソマル)」。着物用生地の染色のほか、“私たちが染色した生地を気軽に手に取ってもらいたい”というおもいから現代生活に合わせた製品も制作しており、京友禅手染め絹の眼鏡拭き“おふき”は、2017年度グッドデザイン賞を受賞したオリジナルアイテム。

販売用パッケージにもこだわり、着物を保管しておく際に湿気より着物を守るために入れておく “たとう紙”を、おふき用につくってしまったほど。

<ワークショップ概要>
オリジナルおふき (眼鏡拭き) 体験
会場:ホテルインターゲート京都 四条新町 インターゲートラウンジ(1F)
日時 : 2018年9月1日、14日 各日18:00~21:00
料金 : 1,500円(税別)
所要時間 : 1回20~30分程度
利用方法:予約不要。直接、会場へ
運営 : SOO(ソマル)

<参考>
【ホテルインターゲート京都 四条新町】 京友禅にふれるワークショップ開催 9月1日(土)・9月14日(金)『オリジナルおふき (眼鏡拭き) 体験』|グランビスタ ホテル&リゾートのプレスリリース
眼鏡拭き [おふき] | 受賞対象一覧 | Good Design Award




japonism 編集人
大手ISP、東京・銀座の着物小売り店など勤務の後、独立。美容誌Webサイトディレクターをはじめ、CGM、企業オウンドメディア等、各種Webメディアの企画・編集に従事。着物好きが高じて着物の着付師修行も、手先不器用のため断念。それでも、大好きな日本の文化・いいモノ・コト・ヒトを伝えたいと、日本のいいね!が見つかるメディア『japonism』を、2018年6月たちあげ。日本のアップデートに、微力ながら貢献できればうれしい。

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