美術手帖×栃木県那須塩原市、アートイベント「アート369フェスティバル」開催
2019年3月16日(土)から3月24日(日)の9日間、美術専門誌『美術手帖』企画・栃木県那須塩原市主催のアートイベント「アート369フェスティバル」が開催されます。
アーティストのコーディネートや広報物の制作を含むイベントの企画・運営を、1948年創刊の美術専門誌『美術手帖』を発行する美術出版社が担当し、黒磯駅周辺のカフェやショップを会場に、川島小鳥や金氏徹平ら6名のアーティストによる作品展示や、中島佑太によるワークショップが予定されています。
初開催となる今回のテーマは「その先の風景」。
明治時代に、那須野が原を開墾し、大規模農場へと拓かれていったこの地で、那須塩原市に暮らす市民、県内外からの来場者、参加アーティストと、すべての参加者が本イベントをきっかけに新しい風景をみつけることを目指すという。
本イベントは、黒磯駅前から板室温泉までの板室街道(県道369号)を「ART369」として、アートで地域を盛り上げる那須塩原市のプロジェクト「ART369プロジェクト」の一環として実施されるもの。
参加アーティスト
今井麗 Ulala Imai
油彩画家。1982年神奈川県生まれ。2009年多摩美術大学大学院美術研究科博士課程満期退学後、個展や海外のアートフェアを中心に作品を発表。植本一子の著書『かなわない』など、装画も数多く手がける。2012年シェル美術賞本江邦夫審査員奨励賞受賞。2018年初画集『gathering』出版。
金氏徹平 Teppei Kaneuji
アーティスト。1978年生まれ。様々な文脈にある既成の物やイメージを特定のルールによって収集し、コラージュ的手法で切断・接続・積み上げることにより元の意味、意図、名前、役割、スケールから開放する作品で、国内外で活躍。
川島小鳥 Kotori Kawashima
写真家。1980年生まれ。早稲田大学第一文学部仏文科卒業。主な写真集に『未来ちゃん』(ナナロク社、2011)、谷川俊太郎との共著『おやすみ神たち』(ナナロク社、2014)、私家版写真集『道』(2017)、『つきのひかり あいのきざし』(2018)ほか。
後藤武浩 Takehiro Goto
写真家。1984年栃木県那須塩原市生まれ。2008年、(株)イイノ・メディアプロ入社。2009年より池田晶紀に師事。2013年独立。
惣田紗希 Saki Souda
グラフィックデザイナー/イラストレーター。1986年生まれ、栃木県在住。2008年、桑沢デザイン研究所卒業。音楽関連のデザインや装丁を手がけるほか、イラストレーターとして書籍や雑誌を中心に国内外で活動中。
中島佑太 Yuta Nakajima
アーティスト。1985年群馬県生まれ。「1人でやらない」をモットーに、ほかの誰かと一緒に遊びながらつくる活動を展開。身の回りにあるルールや慣習、常識などをテーマに、遊びに置き換えてみるワークショップを多数実施。
<開催概要>
名称:アート369フェスティバル
テーマ:その先の風景
会期:2019年3月16日(土)から3月24日(日)[9日間]
会場:栃木県那須塩原市「黒磯駅」周辺店舗(KANEL BREAD、Iris bread & coffee、salon Chiune、トナリギャラリー[1988 CAFE SHOZO]、Dear, Folks & Flowersほか)
主催:那須塩原市
企画・運営:株式会社 美術出版社
<参考>
栃木県那須塩原市がアートイベント「アート369フェスティバル」を開催。企画・運営を美術手帖が担当。|株式会社美術出版社のプレスリリース
美術手帖
LEAVE A REPLY