体験もひっくるめて、美味しくなる! クラファンで、自分だけのオリジナル椀と出会う

身の回りの愛着のあるモノって、それ自体の魅力はもちろんですが、そのモノとの出会いのストーリーや体験をひっくるめて愛着を感じているものですよね。今回は、きっとそんな存在になるに違いない、お椀との出会いのチャンスをご紹介します。

丸物木地師の移動式工房「ろくろ車」製作プロジェクト

ご紹介するのは、クラウンドファンディング・プラットフォーム MOTION GALLERYで実施中のプロジェクト「福井県鯖江市発!あなただけのお椀をつくる「ろくろ舎」が、移動式工房で全国を巡ります。」。

漆器のベースとなる形を削り出す“丸物木地師”として活動してきた、木地師工房「ろくろ舎」(福井県鯖江市)代表の酒井義夫氏が、個々の顧客の元に出向いて細かな要望にもその場で応えるため、移動式工房「ろくろ車」を製作するためのファンディング・プロジェクトです。

酒井氏は、独立当時、斜陽産業であった漆器で差別化を図るため、土に還る木製鉢植え「Timber Pot」を作り、グッドデザイン賞の受賞や、海外の見本市へ招待出展。また、形・塗り・工程の見本などを直接見ながら選べるセミオーダー形式のお椀受注会「オンリー椀」など新しい取り組みで、北海道から九州まで15都道府県20店舗のBEAMS JAPAN等、セレクショショップやギャラリー、居酒屋、素麺工場など多種多様な場所を2年かけて巡るなかで、より一人一人の顧客とじっくり向き合って、もっと細やかな要望にも応えたいという想いから、ろくろを車に積み、工房ごと全国行脚をする「ろくろ車」の構想に至ったのだとか。

ろくろ舎の移動式工房「ろくろ車」イメージ

プロジェクトは、2020年5月25日より開始し、2日間で当初目標の車両分の150万円を達成。引き続き7月23日まで、内装加工費や新たに製作するろくろや発電機のため、ファンディングを継続実施しています。2日で目標を達成するなんて、そもそもいかに多くのサポーターに支えられているかが分かります。

クラウドファンディングでは、投資額に応じて様々なリターン(返礼)が用意されていますが、当プロジェクトでは、オンラインお椀受注や、ろくろ車で現地までお椀を作りに来てもらえるもの、工房の一日体験(木地挽き、漆塗り)、商品開発など14種のリターンが揃っています。

リターンの例

【 ろくろ舎オリジナル汁椀 or 飯椀 & ろくろ車イラストハガキ or ろくろ車イラストステッカー 】 15,000円

左が汁椀、右が飯椀

【 オンラインでオリジナル椀製作 】25,000円

※完成までは仕上げ方法で変動。概ね3~12ヶ月納期

ちなみに木地師とは、昭和の初期頃までは材料となる木を伐採するところから担っていて、定住することなく木材を求めて山から山へと移動しながら暮らしていた職人集団でした。プロジェクトオーナーの酒井氏は、そんなスタイルをルーツにもつ木地師として、「(ろくろ車で)昔の木地師に気持ちを重ねながら、各地を巡れたらと考えています」と語られているのが印象的でした。プロジェクトページで、酒井氏の全文が読めますのでぜひのぞいてみては。

自分の支援がプロジェクトの一部になってるんだという喜びも最高の調味料となって、このお椀でいただくものはきっと何倍も美味しく感じるはず!

<プロジェクト概要>
福井県鯖江市発!あなただけのお椀をつくる「ろくろ舎」が、移動式工房で全国を巡ります。
期間:2020年5月25日~7月23日
リターン:代表酒井のオンライン相談(5,000円)、Timber pot3号&ハガキorステッカー(10,000円)、汁椀or飯椀&ハガキorステッカー(15,000円)、1日体験-木地挽き、漆塗り(30,000円)、オリジナル椀製作-ご自宅or工房(30,000円)、商品開発のご相談(40,000円)、代表酒井による福井一泊二日体験ツアー(50,000円)、オンリー椀開催権(50,000円)等
https://motion-gallery.net/projects/rokurosha




japonism 編集長
大手ISP、東京・銀座の着物小売り店など勤務の後、独立。美容誌Webサイトディレクターをはじめ、CGM、企業オウンドメディア等、各種Webメディアの企画・編集に従事。着物好きが高じて着物の着付師修行も、手先不器用のため断念。それでも、大好きな日本の文化・いいモノ・コト・ヒトを伝えたいと、日本のいいね!が見つかるメディア『japonism』を、2018年6月たちあげ。日本のアップデートに、微力ながら貢献できればうれしい。初めての寄席にいって楽しかったので、また行きたい今日このごろ。

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